開催概要

iPhone写真展は、KOTO PLANNINGが主催する、iPhoneで撮影された写真の展示会です。
5年目を迎える今年は、特別展示と一般公募展の2つの展示を行います。

1. 特別展示

タイトル『朽ちる/Kuchiru ~20人のクリエイターがiPhoneで撮った写真展~』
プロカメラマンと、様々なジャンルのクリエイターが「朽ちる」をテーマした撮影した作品を展示します。

2. 一般公募展

タイトル『いろどり/Irodori〜iPhone写真展〜』
公式サイトからの一般公募で集まった作品を展示します。定員は50名。審査員によるコンテストを行ない、最優秀賞者は来年度の「特別展示」への参加権と賞金2万円・副賞が贈られます。

開催概要

名称 iPhone写真展 -2016-(同時開催:iPhoneケース展
期間 2016年9月17日(土)~18日(日)の2日間
時間 10:00~19:00(日曜日は18:00閉場)
会場 赤レンガ倉庫 1号館 2階
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港一丁目1番
※みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分

iPhone写真展について

iPhone写真展の展示は、2つに分かれています。
1.特別展示「20人のクリエイターがiPhoneで撮った写真展 -朽ちる-」
2.一般公募「iPhone写真展 -いろどり- 」

 私たちは「iPhoneだけで撮影された写真展」というコンセプトの展示会を4年にわたり続けてきました。スタート当時、iPhone写真は「普通の写真とは違う、ある種の制限のあるカメラで撮影した写真」であり、「アマチュアであっても、アプリを使ってフィルムカメラで撮影したような味のある写真が簡単にできる」ものとして人気を博していました。一種のトイカメラのような感覚です。iPhone写真展は、新しいツールを使って新たなアートを作っていこうという、一部のアーティスト達の企みから誕生したのです。
 しかし、この4年で、iPhoneは驚異的な進化を遂げました。「肌身離さず持つツール」であると同時に「高いクオリティを持つカメラ」であるという、2つの側面を持つものになりました。これにより、私たちと「写真」の間には、大きな変化が訪れました。特別な瞬間を切り取るものだったカメラが、日常を切り取るものになっていったのです。人は、自らの想い出の為に、日々を撮影するようになりました。満開の桜や、美しい四季折々の風景はもちろん、通学路の景色、リビングでくつろぐ友人の様子、毎日の家族が作る食事など、以前であれば「残そうと意識していなかった」瞬間を、手の平で保管するようになったのです。
 これまでに多くの写真家や愛好家が、歴史を記録し、人々の生活と文化を伝えてきました。しかしカメラは以前、高価なもので、高等技術を必要としていました。それが今や、手の中にある小さなツールで、いとも簡単に記録できるようになりました。全ての人が、文化の伝え手となりうるようになったのです。
「ほとんどの人が、すぐに使えるカメラを持ち歩き、それを瞬時に共有する術を持っている」これは、テクノロジーが生み出した、大きな恩恵の1つです。私たちは、残そうとしても残らなかった人の営み、文化の記録を、無意識に、しかも膨大な量、残競るようになったのです。
 これらのことに気がついた時、私たち写真展の主催者がしなければならないことは何か考えました。そこで見つけたことが「日本人が持つ、日本人の感覚を、写真にして残すきべきなのではないか」ということでした。「もっとも身近にある、もっとも日常を共にするカメラであるiPhone」が切り取る何気ない一瞬こそが、残していくべき「文化」の1つになる。そうであるならば、私たちは、日本に住むものとして、言葉では伝えられない日本独自の感覚を、形にして残していくことに意味があるのではないか、ということです。ですから、今年の特別展示のテーマは「朽ちる」という、他言語では表現しにくい日本語のテーマとし、一般公募のテーマは、それと対比する鮮やかさを表現する「いろどり」に制定しました。私たちは、皆さんに、文化の伝え手として、言葉から起因する自分だけのイメージを形にして欲しい、自分の中に眠る自らの中にある感性を表現して欲しいと願っています。

KOTO PLANNING代表
プロデューサー 弓月ひろみ(ゆづきひろみ)